過去数年間、映像制作の世界はかつてない変革を経験してきました。
その変革をもたらしたのは、デジタル映像処理技術の普及であり、映像制作技術のリエンジニアリングだったのです。
すでに、パソコン等安価な機器を用いて従来のデジタル映像ポストプロダクションに匹敵する高画質の映像をより高度なテクニックで処理する技術はハードウェア、ソフトウェアともに確立しています。個人が自分の所有する機材を用いてハイエンドな映像制作を行っていくことが可能になったのです。
現在の映像クリエーターは、映像に関するセンスだけでは勝負できません。
さまざまなハードウェア、ソフトウェアのノウハウを身につけてはじめて、クリエーティブの舞台に登れるのです。
DAVICSは、実際にデジタル技術を用いて映像(音響)制作を行っている、プロフェッショナルなクリエーターのコミュニティです。さまざまな分野のクリエーター(ディレクター、CGデザイナー、エディター、サウンドデザイナー、カメラマン、マルチメディアクリエーター…etc.)がそれぞれの情報を寄せ合い、ノウハウを共有することで、よりクリエーティブな活動ができるようにする「ノウハウ共同体」です。
ここで言うノウハウとは、デジタル技術的なノウハウばかりを意味するわけではありません。
映像制作には、非常に広い範囲のノウハウを必要とします。
たとえば、スムーズに制作活動を遂行するための制作ノウハウ。
どのように狙いの映像を撮影するかという撮影ノウハウ。
最適な業者やスタッフを選び、価値ある作業をお願いする外注ノウハウ。
限られた予算をどのように有効に使うかという予算ノウハウ。
フリーランスとしていかに自分を売り込み仕事を得るかという営業ノウハウ。
数え上げたらきりがありません。
そのようなノウハウは、各自得意不得意があるものです。
得意なノウハウを人に教え、不得意なノウハウは人に教えてもらう。
それによって、お互いにレベルアップをはかることができます。
こうした「ノウハウ共有」のために、このDAVICSコミュニティはあります。
またDAVICSは、プロフェッショナル・クリエーターとアマチュア・クリエーターの交流の場でもあります。
映像制作におけるプロフェッショナルとアマチュアは、アプローチや立場の違いであって、レベルの差ではありません。一般に、撮影や制作のノウハウはプロの方が高いものを持っていますが、PCを使った編集やグラフィックスのノウハウは、アマチュアにも非常に高いレベルの方がおられます。
相互に足りない部分を補いあうことによって、お互いにより高いレベルに登ることができる。そのための情報やノウハウの共有を行っていきたいと思います。
2006年01月01日
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